「もっと計画的に勉強すればいいのに!」と、勉強する子どもに感じた親は多いはずです。
あるいは「もう高校生だから自分で勉強の管理くらいしなさいね」と子どもに任せてしまっているでしょうか?
- 頑張っているのに成績があがらない
- やるときはやる、やらないときは全くやらない
など、子どもの勉強する姿と成績にヤキモキしていませんか?
勉強しているのに、高校生の成績があがらないのには理由があります。
それが「学習管理」と「努力の方向」です。
この記事では、高校生が身につけるべき学習管理能力と、正しい努力の方向性について詳しく解説します。
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学習管理が難しい理由
中学校などの定期テスト前に、テストまでの勉強計画表をつくったことがあるケースも多いでしょう。
これまで計画を立ててこなかったわけではないはず。
少なくとも、中学校の定期テストなどでは自分なりに勉強のスケジュールを組んでいましたよね。
それでも、勉強の計画を立てて学習管理するのが難しいのはなぜ?
まずは学習管理が難しい理由を解説します。
計画を立てるのに時間がかかる
中学校で定期テスト前の勉強スケジュールを提出したことはあっても、それが正しかったかは話が別です。
適当にやることを書いておいて、実際にはまったくその通りに進まなかったかもしれません。
もともと計画を立ててスケジュール通りに取り組むことが、窮屈で苦手な子もいます。
また、学校では「計画を立てて提出してね」というだけで計画の立て方まで教えてくれないことが大半です。
教えてもらっていないし、計画を立てる重要性もいまいちわからない。
それでは自分から積極的に、学習管理について学ぼうとしませんし、身につきません。
慣れていなければ計画を立てるのに時間もかかります。
時間がかかれば、「結局計画通りにいかないんだから、この時間の分勉強した方がいいや」となってしまいます。
計画とズレが生じてやる気がなくなる
計画はあくまでも計画であって、その通りにいかないことの方が多いです。
しかしせっかく立てた計画からズレが生じるとマイナスの気持ちが発生します。
「本当ならここまで終わってるはずなのに終わってない」
「今日までに単語帳1冊覚えているはずなのに全然覚えられてない」
計画からズレたことで、焦りや自信喪失などの気持ちが大きくなり、勉強へのやる気もダウン。
計画からズレた原因は、実力以上の計画を立ててしまったからかもしれません。
あるいは、予備日などを設定せずに、スケジュールをパンパンに埋めてしまったからかもしれません。
原因を客観的に見る視点が大切です。
計画を立てることそのものや計画通りに実行すること自体が目的になると、うまくいかず自信を失うなどの悪循環に陥ることもあります。
保護者が学習管理するには情報が足りない
子どもの勉強を親が管理するならどうでしょうか?
もし親が最新の受験情報に詳しく、定期テストの勉強などを、受験まで考えた内容でスケジューリングできるなら可能かもしれません。
しかし多くの親が持っている受験の知識はひとむかし前のもの。
現代の受験に即した知識を、熟知している親は少ないでしょう。
親がいまの入試情報を勉強し始めたとしても、現役高校生の勉強は現在進行形です。
大学受験情報が集まる塾や予備校と比べると、どうしても情報量は少なくなります。
親は大学受験の経験者だったり、子どもの性格をよく知ったプロかもしれません。
けれど今の大学受験のプロではありません。
今親が持っている知識だけで、大学受験までの学習管理をするのは難しいと言えます。
そもそも親のいうことを素直に聞いてくれない
子どもは親の指示に素直に従うタイプでしょうか?
高校生ともなれば、親に対する反発心も大きいですよね。
他の大人の言うことは素直に聞くのに、親の言うことには反発してばかりというのもよくあること。
もし素直に親の言うことを聞いてくれる子どもでも、親の管理の下で勉強をするのは危険を含みます。
「お母さんの言う通りに勉強したのに合格できなかった」
「次何をすればいいのかお父さんが教えてくれないとわからない」
受験を自分事として捉えにくくなってしまうためです。
その関係性のまま大人になっていくことを想像すると、少し怖い部分もありますよね。
距離感をうまくとりながら学習管理できればいいですが、こうした状況は子どもも親に、互いに寄りかかりがちになります。
その点、塾の学習管理であれば、プロの講師が生徒の自発的な勉強を促しながら、上手に学習管理をしてくれるのでおすすめですよ。
学習管理のコツ
学習管理は、自己流でうまくいく場合はあまりありません。
勉強のスケジュールを立てて、効率的に成績を上げていくためにはコツやポイントがあります。
具体的にどのように高校生が学習管理をしていけばいいのか、具体的な方法をご紹介します。
学習の計画は1週間ずつ立てる
勉強の計画は具体的になればなるほど良いです。
今日何を勉強するかが分かっていれば、机に向かって考える時間がなくなります。
「昨日は英語をここまでやったから、この続きをやって、あ、でも日本史も勉強しなくちゃなー、暗記は夜にやるとして…」
こんな風に考えているだけで5分は経ってしまいます。
毎日5分「今日何をするか」を考える時間に費やしていたら、1週間で35分の時間を無駄にしていることに。
学習の計画は、入試までに何が終わっていればいいかから始まり、1年→1ヶ月→1週間の単位でスケジュールを細かく設定していきます。
1週間単位でやるべきことが具体的になっていれば、机の前で悩む時間も減るはずです。
できるなら1日単位までやることを決められると、よりよいです。
「数学問題集15~20ページ・30分で解き、マル付け解説を読むのに30分、教科書の見直しに30分」のように時間単位で決めましょう。
学習計画は具体的に細かく立てましょう。
計画は外部の人間に立ててもらう
そうは言っても、もう受験が差し迫っている高校生がうまく計画を立てられるのか、は問題点です。
受験までにどの参考書をやっておけばいいのか、どのレベルになっておけばいいのか分からないことも多いはず。
はじめての受験で、受験のこともよくわからないのに、入試まで何ができてればいいのかなんてわからないのが当たり前。
そもそも、細かく計画を立てるのが苦手な高校生だっています。
大学受験に向けた学習計画を立てるときは、高校生が自分の力だけで立てても充分とは言えません。
そんな場合には、受験に詳しい人の力を借りてください。
学校の先生で志望校の最新受験情報に詳しい先生はいるでしょうか?
もしいれば、その先生にスケジュールを見てもらったり、なんなら計画を立ててもらうのもよいです。
計画を立てる先生が、今の自分の学力や苦手に詳しいとは限りません。
志望校のレベルを知っていても、受験教科の勉強バランスや、何がどれくらいできていればいいのかを知らないかもしれません。
そこでもっとおすすめなのは、大学受験のプロである塾の先生に計画を立ててもらうことです。
塾の先生ならば、志望校合格に必要な学力・生徒の現状についてよく知っているはずです。
もちろんその年度の出題傾向や、最新の受験情報についても詳しいでしょう。
そして自分の教え子には絶対に合格してほしいですから、中途半端な計画は立てられません。
塾の先生なら、生徒のことを考えた最適な学習計画を作ってくれるはずです。
勉強時間や内容を外部の人間に見てもらう
完璧な計画を立ててもらっても、計画通りに進めるのは難しいです。
勉強に身が入らないこともあるでしょうし、頑張ってやっているのに計画からズレてしまうことも。
そのときに「やっぱりだめだ…」と諦めないための対策が必要です。
それが、勉強内容を誰かに見てもらうこと。
普段勉強する場所が塾なら、塾の先生に勉強内容を宣言してその日の勉強をするのもいいです。
自宅で勉強することが主なら、家族に宣言してもいいですし、SNSに勉強内容をアップするのもおすすめ。
オンライン自習室の中には、まず勉強内容を宣言してから自習を開始することもあります。
いずれにしても自分だけで頑張るよりは、人に見られているという緊張感の中で勉強するのがおすすめです。
SNS上では自分の頑張りを宣言するだけでなく、同じ受験生の頑張りを見ることもできます。
ライバルから刺激をもらいつつ勉強できるのでおすすめですよ。
学習計画を立てる塾はオンラインがおすすめ
大学受験まで「とにかく頑張って勉強していけば大丈夫」と思っているのは危険です。
これはやる気に左右されたり、入試直前まできて勉強が不十分だったりする可能性があるため。
おすすめなのは、オンライン塾の活用です。
オンライン塾なら通塾時間が0で忙しい高校生でも、無理なく続けられます。
さらに、オンライン塾の中には学習管理をウリにしている塾も多くあります。
何をいつまでにやるべきかが明確になるだけで、勉強に対する考え方も変わってきますよ!