「推薦入試を考えているなら生徒会やボランティアをやっておいたほういいのでは?」と思う人も少なくないでしょう。
何もやらないよりは何かやっておいた方がいいはず!と思う人も多いはず。
しかし、「じゃあ推薦のために生徒会に入ろう!」と安易に考えるのはNG。
生徒会やボランティアをただやればいいわけではありません。
この記事では大学の推薦入試における、生徒会やボランティアの重要性について詳しく解説します。
この記事がおすすめな人
- 生徒会やボランティアを推薦入試のためにやろうと思っている
- 推薦入試を受けたいけれど実績がなくて困っている
- 推薦入試で何が重要視されるのか知りたい
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結論:大学の推薦入試に生徒会やボランティアは有利
結論から言えば、大学の推薦入試において生徒会やボランティアの経験はプラスに働きます。
近年推薦入試枠を増やしている大学も多くありますから、プラスになるならば見逃せないポイントですよね。
一口に推薦と言ってもさまざまな種類があります。
まずは推薦の種類を確認しておきましょう。
- 学校推薦型選抜(旧推薦入試)
高校の推薦書をもらって受験する推薦です。
大学ごとに設けられる高校の成績・スポーツ・文化活動などの基準があり、それを満たした生徒が高校の学校長の推薦を受けられます。
- 総合型選抜(旧AO入試)
学校推薦型選抜と異なり高校の推薦を必要とせず、受験者が自ら出願できます。
大学のアドミッション・ポリシー(大学が求める人物像)に合っているかを測る入試制度で、大学ごとに選抜方法がバラエティーに富む入試でもあります。
生徒会やボランティア活動はどちらにも有利に働きます。
ただ、推薦を有利にするために生徒会に入ったりボランティアをするのは×。
「推薦のため」と生徒会に入るだけでは自分の強みにはならないでしょう。
生徒会に入ったこと、ボランティア実績を積んだこと自体は重要ではありません。
活動を通して、どんなことを学び何を身につけたかが非常に重要です。
身につけたものが志望校が求める学生像に近ければさらによいですね。
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大学の推薦入試募集要項を確認しよう
推薦の募集要項は大学によって大きく異なります。
志望校の推薦入試募集要項チェックは後回しにせず、なるべく早めに確認しましょう。
まずは以下の点をチェックしてみてください。
どの推薦方法を採用しているか
紹介したように推薦入試には、学校推薦型選抜や総合選抜などの種類があります。
学校推薦型推薦においては、国公立大学では全体の9割以上が実施、私立大学では入学者比率が4割以上を占めています。
総合選抜においては、国公立大学の8割近く、私立大学の9割近くが採用。
大学入試全体の5割超が学校推薦型選抜と総合選抜が占めていますが、志望校で希望する推薦方法を採用していないこともあります。
必ず志望校でどの推薦方法が採用されているかは確認しておきましょう。
評定平均はチェック必須!
評定平均は簡単に言えば学校の成績のこと。
ここは最初にチェックしなければいけません。
なぜなら評定平均は条件をクリアしていなければ出願自体できない可能性もあるためです。
評定平均は「評定平均3.5以上」のように指定されます。
また「全体評定平均3.5以上、英語は4.0以上」のように、受験する学部学科によって特定の教科が高く設定されていることもあります。
難易度の高い学校ほど平均評定が高くなりますから、高1のときからの対策が必須ですよ。
どんな実績が求められるか確認
特に総合型選抜の場合、比較的広く学生を募集する傾向があります。
そのため、応募条件が大学によってさまざま。
評定平均や生徒会、ボランティア以外にもさまざまです。
以下に、総合型選抜の出願で求められる実績の一例を紹介します。
- 資格や検定
資格や検定は英検・TOEIC・TOEFL・GTECなど英語の語学検定を課す大学が増えています。
また中国語など、受験する学部に関係する語学資格や検定を評価の対象にしていることもあります。
この場合級やスコアが高いことより、その資格を持っているだけでも有利になるようです。
資格や検定をとる場合、出願直前に資格をとったりハイスコアをとるために勉強するのは難しいです。
受験勉強と並行して行うためには、少なくとも高2から対策を始めなければいけません。
- 部活動での大会成績
- コンクールでの入賞歴
部活動の大会実績やコンクールでの入賞歴は一定以上の成果(県大会以上など)がないと書けないケースもあります。
この点は志望大学の推薦入試要項をよく確認しておきましょう。
- オープンキャンパスへの参加
オープンキャンパスに参加してレポートを提出する必要がある場合も。
その場合夏のオープンキャンパスに参加することが必須なので、夏前には志望校と入試方法を決めておかなければいけません。
- 高校で特定の科目
例えば「数3Cの履修が必須」など、指定の科目履修が求められることもあります。
高校の文理選択次第で習わない科目もあるので、志望校決めと文理選択は慎重にならなければいけませんね。
推薦入試では「何を得たか」が問われる
ここまで推薦入試においてプラスになる実績や活動について紹介しました。
注意したいのは実績があれば受かるというわけではないことです。
大学側は生徒のこれまでの実績を並べて評価したいのではありません。
受験生がその経験を通して何を学び、これからこの大学でどんなことに生かしていくかを判断したいのです。
つまり推薦入試では経験を経て「何を得たか」さらに「それを大学以降の人生でどう生かすか」を十分にアピールしなければいけません。
大学は推薦入試でただ優秀な生徒を求めているというより、はっきりとしたビジョンを持って主体的に活動している学生を求めています。
「この生徒はうちの大学で頑張ってくれそうだ」と生徒の伸びしろに期待しているのです。
実際の入試では何を得たかをアピールする際、大学のアドミッションポリシーや志望学部の勉強内容に近づけて表現しましょう。
これによって「この学生はうちの大学で伸びそうだ」と判断されやすくなります。
中には夢やビジョンはあるけど表現は苦手という人もいるでしょう。
残念ながら自分の考えを伝えるのが苦手な人はなかなか選ばれません。
というのも、学生の表現力まで含めて審査する大学も多いためです。
ささいなことでもそれを通して何を得たか、これからどうしたいかを持っている生徒。
かつ、それを上手に相手に伝えられる生徒が推薦入試では良い結果を残しやすいです。
大学の推薦入試には学校の成績が重要
ここまで大学の推薦入試でプラスになる活動について書いていきました。
しかしこれらはあくまでもプラスになる部分。
推薦入試の結果を左右する大部分は評定平均です。
推薦の一次選考では多くの場合内申点(≒評定平均)のみで合否が決まるため、評定平均が足りていなければ二次選考にすら進めません。
評定平均を決める大部分は定期テストの結果。
これは高1の1学期の成績から含まれることがほとんどです。
高1・2で成績が悪かったのに高3になって頑張って挽回しようとしても、間に合わない可能性が高いです。
ちなみに総合型選抜は以前まで、学力ではかれない学生の資質を重視する試験でした。
しかし近年は総合型選抜でも学力も重視される傾向があります。
評定平均の条件が厳しくなったり学力試験を課されたりするケースも出てきていますので、前年からの変化など注視しておきましょう。
推薦入試の可能性が少しでもあるなら、大学推薦入試の評定平均は早めにチェックが必要です。
そしてできる限り早めに定期テスト対策に力を入れておきましょう。
部活などで忙しく自分の力だけでは十分にテスト対策ができないこともあります。
その場合はオンライン塾など、忙しい学生に合った方法で勉強をサポートしてもらうのがおすすめですよ。
生徒会やボランティアはあくまでも武器
推薦入試において生徒会やボランティアの経験は確かにプラスになります。
しかしそれらの実績はあくまでも武器です。
武器は使わないと役に立ちません。
きちんと武器を使うためには、生徒会やボランティアといった経験を入試に生かせる形に仕上げることが必須です。
特に近年、推薦入試はいろいろな大学で変化を見せつつあります。
その変化に柔軟に対応できるよう、志望校の出願条件など細かくチェックしながら対策をとっていきましょう。
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